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2010年1月24日

富士川水運の蔵が静岡へ〜H家ゲストハウス完成〜

移築完成した蔵のゲストハウス、左手奥に再生民家の主屋

移築完成した蔵のゲストハウス、左手奥に再生民家の主屋

2010年1月23日(土)花上家のゲストルームが完成し竣工式が行われました。このゲストルームは江戸期から明治初期にかけて栄えた富士川水運の有力な商家さんの蔵を解体移築したもので、昨年来解体処分の危機に瀕していたところを施主様ご夫妻のご英断によって救われ、写真のように見事に再生いたしました。

施主様ご夫妻は2005年5月すでに新潟県からの民家を主屋として移築再生されお住まいになっておられますが、このときの設計も今回と同じく「スペース創」の鈴木先生でした。弊社も同様に今回も解体から上棟までを請け負わせていただきました。着工は2009年7月でした。

標高600m超えの景勝地、西北には富士山を望む

標高600m超えの景勝地、西北には富士山を望む

竣工・一階内観、玄関戸の古い蔵戸は伝匠舎古材ギャラリーで調達いただきました

竣工・一階内観、玄関戸の古い蔵戸は伝匠舎古材ギャラリーで調達いただきました

竣工・二階内観、太い2本の大梁と太い棟木は伝匠舎古材ギャラリーで調達いただきました

竣工・二階内観、太い2本の大梁と太い棟木は伝匠舎古材ギャラリーで調達いただきました

洗面脱衣室、窓から富士山が望める

洗面脱衣室、窓から富士山が望める

浴室、伊豆石と桧板との快い室内、窓からは富士山が望める

浴室、伊豆石と桧板との快い室内、窓からは富士山が望める

山梨県南巨摩郡鰍沢町にあった富士川水運の蔵、今回は向かって右の一棟が使われました

山梨県南巨摩郡鰍沢町にあった富士川水運の蔵、今回は向かって右の一棟が使われました

現地での建て方の様子、伝匠舎は解体から建て方までを担当しました

現地での建て方の様子、伝匠舎は解体から建て方までを担当しました