2010年1月31日
向嶽寺の仏殿・開山堂の修理工事が完成
臨済宗の大本山向嶽寺の仏殿・開山堂の保存修理工事が完成しました。当仏殿は甲州市の指定文化財で、文政年間1818年ころ弊社一族の石川源三郎によって建造されました。大正年間の火災によって重層部分の屋根を焼失しましたが、大正15年、弊社の二代前の社長・石川孝重によって修復されました。
近年になり屋根の各所に雨漏りが見られ大規模な修繕の必要性が言われておりましたが、この度文化財審議委員の畑野経夫先生と甲州市教育委員会の監修をいただきながら2008(平成20)年8月に工事に着手、平成21年10月完成しました。約14カ月の工程でした。