2010年10月17日
苗敷山穂見神社:山岳信仰の社殿が落慶
南アルプスの鳳凰山を拝する山岳信仰の場として造営された苗敷山穂見神社(奥宮)は、稲作の神としてかつては広く信仰を集めていました。現存する社殿は元文元年(1736年)に再建されたもので、本殿・渡殿・拝殿が一体となった権現造りで、数少ない山岳信仰の神社としてたいへん貴重なため、韮崎市指定の文化財に指定されています。
このたび平成22年10月17日 社殿の保存修理工事が完了し落慶式が行われました。着工は21年9月、12月の半ばから3月の半ばまでの3ヶ月間は厳冬期のため現場は休工となりましたので、これを除けば約9カ月の工程でした。