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2012年3月3日

大和小学校で「こども上棟式」

人育て
「千歳の棟、万歳の棟、永々の棟」の掛け声に合わせてカケヤを2度ずつ打ち鳴らし「棟納めの儀式」を行う。

「千歳の棟、万歳の棟、永々の棟」の掛け声に合わせてカケヤを2度ずつ打ち鳴らし「棟納めの儀式」を行う。

NPO山梨家並保存会は平成24年2月21日(火)、甲州市大和町の大和小学校で「こども上棟式」の授業を行いました。参加した5、6年生の生徒は合わせて25人、授業は5、6時限の午後1時45分〜3時30分を利用して行われました。

最初に中村校長先生と担任の清水先生からお話があったのち、伝匠舎の大工・吉野棟梁にお願いして授業を開始、まず木材の種類を学び、次に部材の位置を表す番付(ばんづけ)や建て方の順番などの勉強をしたのち、実際にこども達が木材を捜し出し、運び、自分達の判断で建てていきました。

作業中の注意事項としては、「おとなは周りで見ているだけ」という約束でしたが、思わず校長先生の手が出てしまいました。約1時間でこども用に加工された二階建のキットが組みあがり完成、生徒を代表して6年生の学級委員長の掛け声で「棟おさめの儀」が行われました。

体育館が会場です。床を保護するシートを敷いてその上に建てました。

体育館が会場です。床を保護するシートを敷いてその上に建てました。

中村校長先生!大人は手伝ってはいけないんでは?

中村校長先生!大人は手伝ってはいけないんでは?

分担と共同作業で二階建ての家がだんだんに組みあがっていきます

分担と共同作業で二階建ての家がだんだんに組みあがっていきます

大勢で力を合わせ二階の桁を柱の上にのせます

大勢で力を合わせ二階の桁を柱の上にのせます

取り合わせが少し硬い場合はカケヤで叩いて納めます

取り合わせが少し硬い場合はカケヤで叩いて納めます

上棟式が終了、棟梁他の大工さんも混じって記念撮影

上棟式が終了、棟梁他の大工さんも混じって記念撮影