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2012年4月20日

玄正寺:コンクリート製の本堂修理

施工例,社寺 — タグ:
修理工事が完成した玄正寺様の伽藍、御本堂と山門を見る

修理工事が完成した玄正寺様の伽藍、御本堂と山門を見る

甲州市勝沼町にある玄正寺の御本堂は鉄筋コンクリートでできています。昭和50年代には多くの寺院がコンクリートで建てられましたが、今時間の経過の中で修理工事が必要な時期を迎えています。工事内容は御本堂の外壁モルタルの修理工事と加えて木造の山門屋根の塗り替え塗装工事です。着工は平成24年1月、竣工は同年4月、約2カ月半の工程でした。

修理工事が完成した御本堂正面

修理工事が完成した御本堂正面

モルタル壁に入ったひび割れをVカット、これにエポキシ樹脂を注入、さらにコ―キングを打つ。モルタルの浮き上がりに対しては、壁にドリルで穴開けしエポキシ樹脂を注入、ステンレスピンを打ちこみ固定。

モルタル壁に入ったひび割れをVカット、これにエポキシ樹脂を注入、さらにコ―キングを打つ。モルタルの浮き上がりに対しては、壁にドリルで穴開けしエポキシ樹脂を注入、ステンレスピンを打ちこみ固定。

さらに樹脂モルタルを掛ける。これに塗装工事を行って完成。

さらに樹脂モルタルを掛ける。これに塗装工事を行って完成。

修理工事が完成した山門屋根

修理工事が完成した山門屋根

足場掛け作業床を確保、安全を計る

足場掛け作業床を確保、安全を計る

ケレンし既存塗膜を落とした状況。板金の浮き上がりや割れに対してはエポキシ樹脂で接着し補強、これに錆止めを塗布したのち、OPペンキを2階塗りして完成。

ケレンし既存塗膜を落とした状況。板金の浮き上がりや割れに対してはエポキシ樹脂で接着し補強、これに錆止めを塗布したのち、OPペンキを2回塗りして完成