2013年1月14日
甲州市の風物詩「どんど焼き」
10組組長の市川酒店から回覧板が回ってきて、今年は「どんど焼き」の当番になっていることを知りました。「どんど焼き」に関する行事は3日間に分かれています。
まず1月3日には道祖神小屋を造ります。今回は渡辺、佐藤の両長老の指導で、向嶽寺から境内のヒノキの枝をもらい、これで道祖神の上に小屋を建てました。
次に1月7日の夜、子供たちが灯篭を持って町内の各家を回ります。これを「どんやっせ」といいます。選ばれた子供たちが化粧をして踊り子になって「家内安全」「商売繁盛」などと言うとともに「どんやっせ、どんやっせ、どんどんやっせ、どんやっせ」と叫びながら家の中で踊ります。
最終日の1月14日は、夕刻から道祖神小屋のヒノキの枝を向嶽寺の広場に移して大きな火を燃やします。太鼓の音が聞こえだすと毎年大勢の人が集まってきます。この火に1年でたまった神仏に関するお札やダルマを投げ入れ燃します。また新年の書初めを燃やしたときに、天高く昇れば字が上達するという言い伝えもあります。また各家庭で作った団子を木の枝や針金につるして、この火にくべ焼いて食べれば風邪をひかないとも言われています。