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2015年11月8日

弓削(ゆげ)神社鳥居の修保が完了

麗しい姿によみがえった鳥居正面

麗しい姿によみがえった鳥居正面

市川三郷町指定文化財・弓削神社鳥居の保存修理工事が完了し、10月26日竣工奉告祭がおこなわれました。

この鳥居は1820年、江戸後期文政3年の建立で、すでに約200年近い歳月を生き抜いてきました。形式は両部鳥居の形で、高さ約4m、屋根は瓦葺き、芯柱は1尺2寸(36cm)の欅材です。

工事の着工は2015年4月、約半年の工程でした。

当初の姿に修理された鳥居の柱脚

当初の姿に修理された鳥居の柱脚

着工前の柱脚の様子、銅板で包まれた為に木部は腐食していた

着工前の柱脚の様子、銅板で包まれた為に木部は腐食していた

修理工事、鳥居の島木・笠木の修理の様子

修理工事、鳥居の島木・笠木の修理の様子

修理工事、鳥居の柱の脚部を根継した

修理工事、鳥居の柱の脚部を根継した

据え直した亀腹状の台石の上に修理を終えた柱を立てる

据え直した亀腹状の台石の上に修理を終えた柱を立てる

台輪からのびるホゾに島木を差して笠木を納める…

台輪からのびるホゾに島木を差して笠木を納める…

竣工奉告祭で挨拶する氏子総代長の有泉一征氏…

竣工奉告祭で挨拶する氏子総代長の有泉一征氏…

斉藤實宮司を囲んで記念撮影

斉藤實宮司を囲んで記念撮影