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2016年10月6日

西川家住宅の雪害修保完了

西川家住宅正面外観 養蚕型の甲州民家の典型的な形状

西川家住宅正面外観 養蚕型の甲州民家の典型的な形状

山梨市牧丘町窪平に山梨県指定文化財の西川家住宅はあります。西川家は、先祖が鎌倉時代に二階堂氏に仕えていたと伝えられる旧家。現在の住宅は江戸時代中期の遺構と推定されます。桁行20.0m梁間9.2m、切妻造で養蚕と密接に関係して生まれたとされる甲州民家の典型的な形式をしています。

修保が完了した主屋南東隅

修保が完了した主屋南東隅

平成26年2月の大雪で屋根回りに破損する部位が何か所も見られましたが、このたび山梨市教育委員会の指導のもと、平成28年10月保存修理工事が完了しました。