2017年10月30日
昌福寺山門修保・御会式に感動
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修理工事が完了した昌福寺山門 正面
富士川町にある日蓮宗の古刹「壽命山昌福寺」。子供の夜泣き・疳の虫を封じる「虫切加持」でよく知られています。山門の修理工事が行われ8月31日竣工しました。着工は平成29年4月、準備工も含めて約5か月の工程でした。そして、この度(10月29日)激しい雨降りしきる中、御会式の歌舞音楽法要「延年舞」が行われました。
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修理工事が完了した昌福寺山門 東南面
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修理工事が完了した柱脚の様子
根継ぎした上に化粧堂版巻
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激しい雨が降りしきる中、御本堂で「延年舞」が始まった
御会式の歌舞音楽法要「延年舞」。この曲を作曲し昌福寺の延年舞をご住職と共に構成されたのは、作曲家の竹内一樹氏。また、これを演じられたのは昌福寺にご縁のある僧侶の方々に加え、東京の日蓮宗宗立堀之内学寮の皆様方で、心にしみる読経を披露されました。稚児の衣装で参加されたのは「ますほジュニアクワイア」の皆様、素晴らしい歌声を披露いただきました。そして、なんといっても圧巻だったのはファイヤーパフォーマンスチーム「和火」による火の秘儀であります。
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ファイヤーパフォーマンスチーム「和火」による火の秘儀
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「ますほジュニアクワイア」の皆様による素晴らしい歌声
これらが一体となった臨場感ある歌舞音楽会はこの世の物とは思われぬ迫力で、御本堂に集う多くの檀信徒を壽命長久の世界へと導いたのでありました。