2017年11月18日
篠原八幡社家の由緒正しき門扉
名門社寺からの宗派を超えた優良堂塔の移築は、以前はよく行われていたことです。この度、山梨県甲斐市にある篠原八幡社家では、箱根湯本にある名刹早雲寺の中門(薬医門)を譲り受け移築、ここに歴史ある社家にふさわしい重厚な門扉が誕生しました。
木工事、瓦工事ともに名工の端正な仕事ぶりをぜひご覧ください。
幅およそ4.5m×高さおよそ3.5m、この大きくて立派な由緒正しき門扉は、新たな場所で歴史ある社家に華を添える存在となったのです。工事の着工(準備工)は平成28年4月、竣工は29年11月竣工、約1年半に及ぶ工程でした。