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2017年12月16日

本隆寺本堂 完成

竣工外観。正面に大唐破風の向拝を配する

顕受山本隆寺(けんじゅさん ほんりゅうじ)は、南アルプス市百々(どうどう)にある日蓮宗の古刹です。築年代不詳の本堂は、老朽化が進んだことと、後世の改修によって建立当初の原型が不明瞭なことなどから修復を断念、改築が計画されました。

新しい本堂は総ヒノキ造りで、間口6間・奥行き7.5間・床面積が45坪、日蓮宗の特有の縦長の平面を持ち、正面に大唐破風の向拝を配する堂々とした建造物です。

本隆寺の扁額がかかる大唐破風の詳細

竣工内観。正面を見る、円柱・虹梁・斗組が力強く内陣を囲む

西側外陣より東側(庫裏方向)を見る

円柱・虹梁・斗組の詳細

設計着手は平成27年10月、工事着工は平成28年4月(準備工)、平成29年4月23日上棟式、平成29年11月竣工、延べ2年1か月に及ぶ工程でした。