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2018年1月14日

八田家書院・茅葺屋根工事見学会

修理作業を見守る参加者

山梨県の指定文化財の八田家書院は、笛吹市石和町八田にある歴史的建造物。戦国時代に武田家に仕えていた八田家が、1600年代に客人を招く建物として建設したものです。

八田氏の屋敷に残る、徳川家康より拝領した用材によって再構築した茅葺き入母屋造りの書院は、山梨が誇る江戸初期の銘建築。補修は1998年が最後で破損が目立つ状態になっていましたが、昨年11月から修理工事を進めています。木割の優秀さによるプロポーションの良さ、細部ディテールの美しさは一見の価値ありです!

今回、文化財を保存する大切さを知ってもらいたいという目的で、2018年1月13日に八田家の茅葺屋根修理を公開しました。

加々美親方をはじめ茅葺職人は新津君など計6人が参加した

主催者である笛吹市文化財担当の内田さん(右)と
ハサミを持って説明する坂本現場監督