2018年3月19日
韮崎の旧家 -内庭を囲む門扉と塀-
平成12年に当社で再生工事をさせていただいたK邸主屋の東側には、もともと内庭(うちにわ)を囲んで内門(うちもん)と塀がありました。これらは長い間の風雪で失われ、門の礎石と塀の土台石だけが残されていましが、このたび昔の形状に再建されることになりました。
今回使用された門扉は、実は当社の古材バンクに保管格納されていた品で、柱・冠木・扉共にふんだんに欅材が使用された優良物件でありましたが、施主様の目にとまることとなり、再びその優美な姿を現すことになりました。
工事の着手は平成29年7月、竣工は平成30年2月、長い準備期間を含め約7か月の工程でありました。