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2019年1月30日

蛇笏翁の四阿「狐亭」が復元さる

木蓮の花に狐亭

山梨県笛吹市にある俳句の聖地「山廬(さんろ)」には、かつて昭和30年代に飯田蛇笏翁の造った四阿(あずまや)「狐亭(きつねてい)」がありました。蛇笏翁が後山を散策する中で、中腹で休息しまた客人をもてなすために造られたものです。

この度、山廬文化振興会は笛吹市の支援も受けながら「俳句の里づくり事業」として「狐亭」の復元に取り組まれました。工事の着工は10月、竣工は1月、約4か月の工程でした。

狐亭を遠望

後山の山腹に復元された狐亭

狐亭からの景色

新しい狐亭の詳細

茅葺の小屋裏を見上げる

狐亭の扁額は当時の蛇笏翁の書体の写し

竹の腰掛に水車の歯車の机も当時のままに