2019年4月16日
【重文】高室家住宅 修保完了 その2
主屋は既往の資料調査から、天明8年(1788)の建築とされてきましたが、今回の修理工事で墨書が発見され、これが裏付けされることとなりました。建立年代が明らかな古民家として大変貴重な遺構です。
今回は主屋の他、離れ、文庫蔵、新蔵、味噌蔵、弁財天堂、糠蔵及び納屋、中門などで保存修理工事が行われました。木工事、屋根工事、左官工事、建具工事、塗装工事などで、日本の誇るべき伝統技法が行われています。
工事着工は平成26年3月、竣工は平成30年12月、約4年9か月でした。