2019年12月15日
久能山東照宮神庫の災害復旧工事
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災害復旧工事が完成した神庫(国重要文化財)
平成30年(2018年)9月に発生した台風24号は、各地の文化財建造物にも多くの被害を及ぼしました。久能山東照宮の境内でも複数の倒木被害があり、そのうち一本が神庫の南東隅の屋根と軒周りに倒れ甚大な被害を与えたのです。
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8月5日の工事現場、中央に当社大工棟梁の有泉和人、向かって右に社長の石川重人
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久能山より見る美しい駿河湾の海岸線
復旧工事は平成31年3月に着手、同年12月に完成。
本工事の設計管理は文化財建造物保存協会、元受工事業者は三井住友建設株式会社中部支店、当社はその協力業者として木工事などを担当させていただきました。
木工事の着工は2019年6月、完成は9月、約4か月の工程でした。