2020年3月30日
川浦の口留番所 復旧工事完了
山梨市指定史跡の川浦口留番所跡に平成6年3月に復元されたものですが、昨年令和元年10月に関東地方を襲った台風19号の通過で裏山が崩れ、番屋建物の山側部分が埋まり、壁が破損しました。
「甲斐九筋の一つに数えられる雁坂街道は、甲斐と武蔵を結ぶ重要路として古くから開かれ、永徳4年(1382年)に関所が設けられたと伝えられている。
江戸時代に関所は全国的に制度化されたが、口留番所は『番屋』とも呼ばれ、人や物資の流入を取り締まる役目を果たしていた。川浦番所は15坪の敷地に番屋と門が設けられ、番人は1日2人ずつ24時間交代で守った」
(山梨市教育委員会)
復旧工事の着工は令和2年(2020年)1月、完了は3月、約1月半の工程でした。