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2020年8月8日

清白寺で茅葺屋根工事の見学会

8月8日 見学会の様子

山梨市にある重要文化財・清白寺庫裏の茅葺屋根の葺き替え工事が約30年ぶりに行われています。令和2年8月8日、清白寺のご住職をはじめ檀信徒の皆様が集まって現場見学会が開催されました。

工事は令和2年2月に準備工事から始まり現在に至る。11月末の完成を目指して奮闘中です。

見学会に先立って境内に集合。教育委員会の三沢リーダーを始め関係各位から挨拶とガイダンスが行われた


工事の概要を説明する工事関係者。左から設計管理を担当している文化財建造物保存技術協会の高木氏、㈱石川工務所の坂本現場監督、同じく茅葺職人の加々美親方


工事着工前の様子。茅屋根が薄くなり、至る所に茅押さえの竹が露出していた


棟残しで古茅を解体撤去。全体に広くシート養生を行い、下部から上に順次茅を葺き上げていく


丸太足場を架けながら段々上部へ向かって葺き上げていき、最後に棟仕舞いの茅葺を行う


山梨の若い茅葺職人の二人、加々美親方と新津君


現場全体の様子。現場事務所、休息所、資材置き場、倉庫、そして奥まって現場の足場が見える