2020年11月28日
やまなしの名工(宮大工・文化財建造物修理)
令和2年11月27日、当社の社寺部長である有泉和人が、山梨県の卓越した技能者に選定され県知事から表彰を受けました。弊社と致しましても誠に名誉なことであります。
昭和57年に山梨県立甲府高等技術専門学院建築科を卒業、同年4月㈱石川工務所に入社すると同時に、山梨県南アルプス市にある重要文化財・安藤家住宅保存修理工事現場に大工見習として着任して以来、数々の山梨県内外の文化財建造物の保存修理に携わってまいりました。また、平成27年より伝匠舎㈱石川工務所の社寺部長として後輩の指導にも務め、現在も日本の伝統的な大工技能の伝承に取り組んでいます。
平成8年には(財)文化財建造物保存技術協会による木工技能研修を終了し、文化財建造物木工技能者の資格を取得、平成20年には同様の過程を経て、文化財建造物木工主任技能者の資格を取得、文化財建造物修理のスペシャリストとして豊富な実務経験を積み、現在に至りました。
有泉が今日まで修理にあたった文化財建造物の主だったものをご紹介します。