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2021年11月25日

俳句の整地・山廬 竹林整備作業

俳人飯田蛇笏翁・龍太翁親子が散策した竹林を整備していく

明治から昭和にかけて活躍した山梨が誇る俳人飯田蛇笏翁とその息子龍太翁。二人が暮らしていた家屋敷「山廬(さんろ)」周辺の竹林整備が11月24日に行われました。

山廬の竹林整備は、龍太翁の子孫である飯田秀實氏が理事長を務める(一社)山廬文化振興会が中心となり実施している行事です。毎年、竹が水を吸い上げなくなった晩秋に行われ、竹材としての利用に適した5年目の竹のみ選別して伐採、枝打ち、整備をしていきます。人の手で適切に管理し、整った環境で育った竹は非常に良質です。伐採後の竹は、茅葺屋根の材料などとして当社でも活用させていただいております。

5年目の竹には伐採の目印に赤い紐がつけられている


11月下旬、青空の下の黄葉に秋を感じながら…


竹林整備に参加したメンバー(前列中央に山廬文化振興会の飯田理事長、その右隣が弊社社長の石川)


主屋の軒下に吊るされた枯露柿(ころがき)は、この時期ならではの風物詩