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2022年4月7日

丹波山村古民家(旧広瀬家住宅)再生工事中

北面道路側外観 完成予測図(写真加工)

東京都新宿区から山梨県甲府市をつなぐ青梅街道沿いにある丹波山宿。そこに立ち並ぶ古民家の中で、ひと際堂々とした梁と白壁・木製建具が街道沿いに見え、存在感のある貴重な建物が旧広瀬家住宅です。この建物の再生改築・改修工事が、現在進行中です。

改築・改修事業の設計施工者選定はプロポーザル形式で行われ、ご縁があり、弊社で担当させていただくこととなりました。

再生工事中の古民家


半解体工事の様子。床、壁、天井を撤去し、腐朽ケ所を修理。床下の土をすき取る


耐圧盤基礎工事の様子。現場が狭く、プラントから片道1時間かかるため、大型から小型車に積み替えて床下土間コンクリート打設


建物の水平とヨロビを修正後、既存の柱と梁を残しつつ、新規の柱と壁を設置。2階まで見渡せる吹き抜けが完成


丹波山村では新庁舎建設計画にあわせ、今後の賑わいや発展に資するよう空き家の有効活用を進めており、最初の事業として旧広瀬家住宅を改修、村外からの利用者を受け入れる施設として活用するそうです。空き家が生まれ変わり、人々の活気があふれる施設になることを想像するだけで楽しみが膨らみます。着工は令和3年9月、最終的な完成は令和4年6月予定です。