2022年4月12日
武田信玄公450回忌の記念献茶式
現在、伝匠舎の代表である私、石川重人は、縁あって本年4月1日より表千家山梨県支部の副支部長を拝命いたしました。
そうしましたところ、4月11日に武田信玄公の450回忌の法要が菩提寺の恵林寺(えりんじ)で厳修され、その法要の中で表千家お家元の猶有斎(ゆうゆうさい)千宗左(せんそうさ)宗匠(そうしょう)による献茶式が行われました。
恵林寺の御住職の古川周賢(しゅうけん)老師のご縁で大本山大徳寺の高田明浦(みょうほ)館長猊下(かんちょうげいか)が導師として招かれ、続いて設けられた拝服席(薄茶席)には正客として席につかれました。
何ということか…茶道の聖地である大徳寺の管長猊下と表千家のお家元が、武田信玄公の450回忌の御法要で甲斐の国・恵林寺で同席されています。着任からわずか10日の時間差で、私は大変な大舞台の特等席に座を与えられ、日本の最高峰の茶事を間近で拝観することになりました。