2022年5月25日
日伝建の「尾道」見学会に参加
令和4年5月22日(日)23日(月)の2日間、広島県尾道市で行われた、一般社団法人 日本伝統建築技術保存会の総会と春季研修見学会に出席しました。
総会に続いて行われた、広島大学 名誉教授 三浦正幸先生の特別講演会では、「尾道の中世仏教建築」と題してお話をいただきました。翌日見学した浄土寺の本堂(国宝)、阿弥陀堂(国宝)、多宝塔(国宝)、山門(県指定文化財)などについて、たいへん論理的にわかりやすくその特徴を教えていただきました。特に、往事の匠による意匠の神髄と申しますか、美しい建築を追い求めて苦労した点などについてその見所を参考の図面とともに解説いただきました。中世仏教建築の特徴と魅力に触れる有意義なひとときとなりました。