トピックス

2022年7月11日

塩山中学校で職業講和

人育て

講話の様子

2022年7月11日(月)塩山中学校の体育館にて、中学2年生の皆さん対象の職業講話を行いました。本来ならば地域の色々な職場を数名ずつ訪れ、実際に職業体験をするのだそうですが、コロナ渦でそれが難しいため弊社に講話の依頼を下さったのです。

様々な角度から「働くこと」について話をして欲しいとのことで、まずは社長の石川がお話しさせていただきました。


スライドを使って説明

貴重な文化財が私たちの身近なところにたくさん存在していること。都会の個性のない駅前に比べ、私たちの地元の駅前は個性的な建物や景観があること。そしてそれらに誇りを持ち大切にしていってほしいということを伝えました。

また、弊社がどんな仕事をしているかということや、最近注目されている民家再生の実例を、改修前と改修後の写真を見ながらお話させていただきました。

後半は、大工の石川威重、近山、大工見習いの稲葉が、実演も交えて大工仕事の紹介です。

釿(ちょうな)掛けの実演をする近山と、解説をする石川



扱いが難しい槍鉋(やりがんな)の実演


釿(ちょうな)や鉋(かんな)を使って木材の表面を削る作業では、生徒の代表者が鉋掛け体験をしましたが、スルスルと薄~い削り屑が出てくると拍手が起きていました。

鉋(かんな)掛け体験


鉋(かんな)掛け体験


難しい槍鉋(やりがんな)にチャレンジ!


また、木組みの紹介等もさせていただきましたが、熱心に質問する生徒さんもいて感心しました。

木組みの説明



質疑応答


未来を担う世代の皆さんに伝えたいことが多すぎて少し時間が足りませんでしたが、普段何気なく目にしている地元の文化財や建物に興味をもち、そしてそれを後世に残していく仕事をしている弊社の仕事にも、少しでも関心をもってくれたら幸いです。

お礼の言葉