2024年1月16日
荒神前垂の話
毎年、山梨市の深山幽谷の地にある大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)の日原盛幸宮司様より、干支の切り絵の前垂(まえだれ)をいただきます。
宮司様が自らデザインを考え制作されているもののようで、福を呼ぶ楽しい絵柄が実に素晴らしいのです。
荒神前垂(こうじんまえだれ)は火伏(ひぶせ)の神様で、年の瀬の12月30日に、来年1年どうぞ火事がありませんようにと願いを込めて、台所の小さな神棚の前に垂らして飾ります。辞書を引きますと荒神とは火や竈(かまど)の神様ということのようです。