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2024年2月20日

専修寺楼門(国重要文化財)で現場見学会

重要文化財専修寺楼門(正面)
保存修理工事着工前、三手先・尾垂木の組み物が見事

栃木県真岡市にある高田山専修寺(せんじゅじ)は、西暦1225年(嘉禄元年)、親鸞上人が53歳の時、真岡城主 大内氏の懇請により建立されました。

親鸞上人が創建した唯一の寺と言われ、浄土真宗発祥の根本大道場として知られています。
国の重要文化財に指定されている楼門は元禄年間(1688~1703)の建築です。この度文化財建造物保存技術協会の設計管理のもと、伝匠舎㈱石川工務所で全解体修理工事を施工しています。着工は令和4年1月、竣工は令和6年12月の予定です。

全解体し修理した部材を、再び組み上げる作業の様子

前列左から坂本工事監督、文建協(設計監理)佐藤先生、有泉棟梁(中央)、他工事関係者一同

1層目の組み上げを終え、2層目の組み立てを行っている様子

見学会を控え、三手先の組み物・尾垂木・梁組・小屋組みまでの工程を完了

2月17日(土)真岡市の主催で開かれた見学会は、午前2回、午後3回に分けて開催されました。一般の方々に加えて寺院の関係者、近隣の方々、建築関係の方々とたいへん多くの方々におこしいただきました。

見学会当日は好天に恵まれ、大勢の方々の参加をいただいた

工事内容や見どころ要点などについての詳しい説明をする、文建協の佐藤先生(設計管理担当)

職人としての苦心話などを話す有泉棟梁(左)

保存小屋にて。有泉棟梁が文化財建造物における古材の扱い方、修理方法などを説明