2024年8月13日
杣口・金桜神社の新拝殿
山梨市牧丘町杣口にある金桜神社。令和6年8月11日(日)、改築工事が行われていた拝殿が竣工し、大勢の関係者が集まって落慶式が賑々しく行われました。
山梨県と長野県の県境に位置する奥秩父連峰の盟主である金峰山(きんぷさん)。古くから信仰の対象として恐れ崇められてきましたが、杣口金桜神社は、その金峰山信仰の里宮としては県内最古に属すると言われています。
金峰山へ向かう古道の一つに、杣口(から)→柳平(へ出て)→大弛峠(へ向かいそこから)→金峰山山頂を目指すルートがあります。現在も大弛峠まで乗用車で上がれるため、一般的に金峰山の日帰り登山に多く利用されています。この古道に接している杣口の金桜神社は、拝殿の改築工事に伴い駐車場も整備されました。この際、本来の古式にのっとり、金峰山信仰の里宮である金桜神社に安全祈願をしたのち、金峰山山頂を目指すというのも一興ではないでしょうか。建設工事に際しましては、令和4年6月18日の工事着工より今日まで約2年間、小田切宣幸宮司様、駒井進建設委員長様、駒井清貴総大長様、今は亡き高村左門前宮司様をはじめとした役員様方、氏子・信者の皆様には多くのご指導・ご支援をいただいてまいりました。心より感謝申し上げます。