2010年11月14日
国分寺で落慶式
史跡甲斐国分寺跡の整備に伴い、平成13年より進めてきた境内地の諸建造物の移転工事が無事完了し、平成22年11月13日(土)落慶式並びに落慶の法要が行われました。また、本年は本尊薬師如来の33年に1度の御開帳の年にあたり御厨子の扉が開かれました。
小さいけれど洗練された和の空間が生まれました。東司とは社寺の世界ではお便所のこと、外観は真壁漆喰塗り、水屋はヒノキの縁甲板張り、東司は腰壁にボーダータイルを用い、無双窓や舞良戸などを品よく配しました。着工は平成21年2月3日、完成は同年5月31日、約4か月の工期でした。設計は建築設計室「アトリエ風」です。