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2011年6月6日

蔵・移築再生の家 完成見学会

オープンハウス当日、会場は春の暖かい日差しに包まれ多くの見学の皆様に訪れていただきました・・・ありがとうございました

オープンハウス当日、会場は春の暖かい日差しに包まれ多くの見学の皆様に訪れていただきました・・・ありがとうございました

平成23年4月24日、山梨市市川に完成したM邸(移築再生民家)の完成見学会が行われました。この建物は、かつては勝沼町にあった養蚕のための蔵でした。使用されていた柱は今では希少な国産の栂(ツガ)材で135mm角と太く、木柄の太い松の梁材とともに大変力強く美しい構造体を見せておりましたので、伝匠舎の古材置き場に解体格納しておりました。

施主様は新規に山梨で就農した方で、農作業の合間に休める土間とミニキッチンと小さな畳の部屋を設けました。ここが友人達と気楽に話したり、仲間と将来の夢を語り合う場となります。着工は平成23年10月、竣工は平成23年4月、約6カ月半の工程でした。

竣工外観

竣工外観

移築前の蔵の様子(甲州市勝沼町)

移築前の蔵の様子(甲州市勝沼町)

床、壁、屋根の解体が進み理路整然とした軸組みが現れた蔵

床、壁、屋根の解体が進み理路整然とした軸組みが現れた蔵

竣工・玄関戸、板張りの大戸(蔵戸)が使用されている、向かって右は大谷石の壁、左は杉皮の壁が施工されています

竣工・玄関戸、板張りの大戸(蔵戸)が使用されている、向かって右は大谷石の壁、左は杉皮の壁が施工されています

玄関土間、多用途の三畳間がしつらえてあります

玄関土間、多用途の三畳間がしつらえてあります

一階の広間

一階の広間

二階の寝室

二階の寝室

二階には小屋裏に収納のために十分なロフトが用意されました

二階には小屋裏に収納のために十分なロフトが用意されました