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2010年3月24日

嬉しい訪問者「アジロンの会」の皆さま

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勝沼の俳句の会「アジロンの会」の皆さま

勝沼の俳句の会「アジロンの会」の皆さま

甲州市上条の甲州民家情報館に3月9日(火)思いがけない訪問者がありました。会の名前は「アジロンの会」、勝沼の俳句の会の皆さまです。福蔵院から上条集落に上ってくるころから、雨が雪まじりのみぞれになって観音堂で雨宿りなどされていたところ目前の茅葺き民家を発見、懐かしさに立ち寄っていただいたということです。

たまたまオープン前の準備にNPO山梨家並保存会のスタッフがおりましたので、お休みいただくとともに施設の御案内もさせていただきました。

後日、古屋恒作(悠二)様からお手紙をいただきましたところ、あのときに詠まれた皆さまの作品が書かれてありましたので、ご披露させていただきます。

冴返る こんもり寄する 火代灰(サエカエル コンモリヨスルヒジロバイ)・・・土屋喜美子

茅葺きの 観音堂に 春の雪 (カヤブキノ カンノンドウニ ハルノユキ)・・・渡邉久雄

茅葺きの 庇ぶ厚き 春みぞれ(カヤブキノ ヒサシブアツキ ハルミゾレ)・・・向山房男

つぶやきのやうな雨音 野梅咲く(ツブヤキノヨウナアマオト ヤバイサク)・・・石原林々

春遅々と 突上げ民家 昼灯す(ハルチチト ツキアゲミンカ ヒルトモス)・・・石原右生

古都上条 杉一本の 余寒かな(コトカミジョウ スギイッポンノ ヨカンカナ)・・・古屋悠二

草屋根に 春雪夢の 積もるごと(クサヤネニ シュンセツユメノ ツモルゴト)・・・古屋悠二

素晴らしい句をありがとうございました。

地元上条の方々とどんな話をされたのでしょう

地元上条の方々とどんな話をされたのでしょう

みぞれの上条集落をあとにして次の目的地・向嶽寺に向かわれました

みぞれの上条集落をあとにして次の目的地・向嶽寺に向かわれました