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2011年12月1日

昌福寺:虫切加持堂を修理

虫切加持堂の竣工内陣、紅梁には彩色が施され室内は華やかです

虫切加持堂の竣工内陣、紅梁には彩色が施され室内は華やかです

有名な昌福寺の虫切加持の由来を聞くと「寺の十二代一道日法上人は京都において霊元天皇が重い病にかかり悩まされていたとき召し出され加持を行った、すると十七日ののちに全快したと云う。この日法上人の虫切加持・御符の秘法は昌福寺に伝えられ今日まで参拝者は絶えず春秋の彼岸には虫切加持の願人でにぎわう」というものですが、この虫切加持堂、長年の風雨にさらされて各所傷んでおりましたところ、この度修理工事が行われました。

工事内容は木工事、左官工事、塗装工事などで着工は10月1日、竣工は11月30日で約2カ月の工程でした。

虫切加持堂は蔵造りになっている、蔵前の下陣より奥に内陣を見る

虫切加持堂は蔵造りになっている、蔵前の下陣より奥に内陣を見る

虫切加持堂の正面外観

虫切加持堂の正面外観

虫切加持堂の内陣は蔵造りになっている、修理が完了した漆喰壁

虫切加持堂の内陣は蔵造りになっている、修理が完了した漆喰壁