2016年8月8日
甲州民家移築再生[9] 土こねこねワークショップ
平成29年8月6日10時~15時、川崎市の現場で壁土を作る作業が行われました。今回のワークショップ、スタッフ含め20名の予定が35名の参加をいただきました。解体時にとっておいた壁土の土をふるいにかける班と新しい土にふるった土と藁スサを混ぜ、足でこねこねする班に分かれ、午前と午後で作業を入れ替えました。
今回の民家再生工事でお世話になる長田斌工業の長田さんとお弟子さんが講師として、手取り足取り熱心に指導していただき、良質な土壁の土になりました。休息時にみんなと食べたスイカは汗をたくさんかいたこともあり最高においしかったです。
『今ではほとんどの左官材料が機械により製品化したものを使用しています。今回のイベントは昔にタイムスリップしたようで、作業はたいへんでしたが、人と人とのふれあう事、全身を使って汗をかくことが心地よく、とても楽しかったです。さて次のイベントは何にしましょう?』
と、イベント後に語ってくれたのは伝匠舎現場監督・黒澤明です。