2019年3月30日
甲州民家移築再生[17]完成②
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竣工外観 正面(南面・雨戸閉まる)
中央線塩山駅で待ち合わせ、最初に柴原様を御坂町の古民家にご案内したのが平成27年6月17日(水)。それから約3年9か月、後世に伝えられるべき古民家が、最良の施主ご夫妻と設計者に巡り合い、川崎市宮前の見晴らしの良い山腹に見事に甦るのを見て…感無量です。
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竣工外観 正面(南面・雨戸閉まる)
中央線塩山駅で待ち合わせ、最初に柴原様を御坂町の古民家にご案内したのが平成27年6月17日(水)。それから約3年9か月、後世に伝えられるべき古民家が、最良の施主ご夫妻と設計者に巡り合い、川崎市宮前の見晴らしの良い山腹に見事に甦るのを見て…感無量です。
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竣工外観 南西面(雨戸閉まる)
山梨県笛吹市御坂町にあった農家型古民家(明治12年に建てられたもの)を、神奈川県川崎市宮前に移築し再生する柴原邸移築再生工事が完成しました。
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荒壁を塗る、床の間の周辺部、手板に泥を受けてコテで小舞に塗り込む
神奈川県川崎市の柴原家住宅移築再生現場。3月25日(日)、先月の「竹小舞ワークショップ」に続いて「土壁塗りワークショップ」が開かれました。主催は施主の柴原みどり様ご夫妻、O設計室と伝匠舎㈱石川工務所がこれに協力させていただきました。
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いよいよ土壁下地の竹小舞作りの作業が始まった
神奈川県川崎市の柴原家住宅移築再生現場。2月25日(日)、土壁下地の竹小舞を作るワークショップが開かれました。主催は施主の柴原みどり様ご夫妻、O設計室と伝匠舎㈱石川工務所がこれに協力させていただきました。
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11月12日に上棟式を終えた主屋、その後順調に工事は進む
2017年12月10日「甲州民家構造見学会、特異な形態と構造が魅力的な甲州民家、移築再生工事からその謎を追う」と題して、柴原家住宅移築再生現場で構造見学会が開かれました。主催は施主の柴原みどり様、O設計室と伝匠舎がこれに協力させていただきました。
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棟納め槌打ちの儀。棟梁の「千歳棟、万才棟、永々棟」の掛け声にあわせ、棟に上った二人の大工職人が棟木に槌を振り下ろし、大音響が周辺に轟く
2017年11月25日(土)日本晴れのもと、川崎市にある柴原家住宅で、今では珍しくなった『昔ながらの上棟式』が盛大に行われました。
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最初に大黒柱を建てる。その断面寸法は400×480㎜と太い
9月27日(水)幸い天候にも恵まれ、建て方を開始。まず最初に巨大な大黒柱を建てるところから。大黒柱は棟木までも到達。続いて外周の通し柱や大梁を架け渡し、徐々に主要軸部材を組んでいきます。
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伝匠舎の作業場で柿渋塗りが行われている様子
平成29年9月30日(土)、10月1日(日)の二日間、甲州市にある伝匠舎の作業場で柴原邸に使用する野地板に柿渋を塗るワークショップが行われました。参加したのは柴原様ご夫妻と日本民家再生協会の皆様(二日間延べ16人)です。
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土のコネ場で全員集合
平成29年8月6日10時~15時、川崎市の現場で壁土を作る作業が行われました。今回のワークショップ、スタッフ含め20名の予定が35名の参加をいただきました。解体時にとっておいた壁土の土をふるいにかける班と新しい土にふるった土と藁スサを混ぜ、足でこねこねする班に分かれ、午前と午後で作業を入れ替えました。
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小屋の仮組み-定点写真 仮組-6月24日撮影
平成29年6月1日、川崎市の柴原家の建設現場では、大安にちなんで工事の請負契約が結ばれ、引き続いて地鎮祭が行われました。これに続いて山梨の伝匠舎の作業場では、軸部材と小屋組みの修理並びに仮組みの作業が始まりました。
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