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2017年8月13日

昌福寺御本堂 保存修理工事

施工例,社寺 — タグ:

昌福寺本堂正面外観

富士川町にある昌福寺は虫切加持堂で行われる祈祷が有名ですが、その南に建つ御本堂も立派で、築年数は伝・約300年、正面桁行が約10間、奥行きが8.5間、延べ坪が92坪という、たいへん堂々とした大建築物です。

昌福寺では平成28・29年と、その保存修理工事に段階的に取り組まれておりますが、昨年の小屋の耐震化等工事に続いて、本年は本堂の内縁周りの床の張替えに伴う構造軸部材の保存修理工事が行われました。

竣工、本堂内縁のケヤキ板の張替え完了

竣工、本堂内縁のケヤキ板の張替え完了

竣工、南側内縁外部の修保が完了

平成28年度竣工、ワイヤーブレスと筋かいで小屋組の補強

着工前、内縁床板の状況

工事中、床板と根太を一時撤去

工事中、不朽した柱の根継ぎのため柱をジャッキアップ

工事中、南側内縁、柱の根継ぎ、足固め、地覆(土台)取り換え等