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2017年10月5日

甲州民家移築再生[11] 建て方

最初に大黒柱を建てる。その断面寸法は400×480㎜と太い

9月27日(水)幸い天候にも恵まれ、建て方を開始。まず最初に巨大な大黒柱を建てるところから。大黒柱は棟木までも到達。続いて外周の通し柱や大梁を架け渡し、徐々に主要軸部材を組んでいきます。

精緻な加工の仕口は簡単には収まらず、一本一本確認しながら時間をかけて組んでいきます。新材の登り梁を組み上げて、10月4日ほぼ柴原邸の全容が見えてきました。その姿は実に雄大!

大黒柱の下に弥栄(いやさか)を祈念してお金を敷き入れる。1,10,50,100,500円…中心には施主のみが知る謎のコイン!

大黒柱を中心に周りの軸部材を組んでいく

二階の床張りが組みあがる。大黒柱周りの繁梁は見事!

2階の梁組、小屋組み、突き上げ屋根の小屋組みができ、さらに新材の登り梁を組み上げていく