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2018年4月30日

JC甲州伝統塾を応援(その1)

上棟式を行って全員集合、総勢80人の大イベントとなった

「今伝えたい匠の技」というテーマで、甲州青年会議所(甲州JC)の甲州伝統塾が4月29日(日)伝匠舎の藤木作業場で開催されました。日本の伝統工法の伝承を目指す当社はこの趣旨に賛同し、全面的に協力することとなりました。

盛りだくさんの体験コーナーの内で、ハイライトとなったのが「子供上棟式」です。青少年への啓蒙を目的に長年当社で行ってきたイベントですが、今回は棟札や幣串(へいぐし)を作成、屋根には五色の旗を立て鶴亀の鏑矢を掲げ、式次第にのっとり式典を再現しました。

特別に用意された棟札と幣串(へいぐし)

まず材木を運ぶ

所定の位置に土台を置く

当日はJC関係者が約30名、一般参加の方が約40名、当社の監督・大工・左官が約10名、総勢80人におよぶ大イベントとなりました。伝統工法によって加工された二階建ての家を、棟梁の指導を受けながら、子供たちが力を合わせて建てました。この中から将来の名工が生まれたら素晴らしいことですね。

四角く組んだ土台の上に柱を立てる

二階の床を仕上げたら二階の柱を立てる

小屋の桁や棟木をのせ垂木を流したら出来上がり