2007年12月11日
民家フォーラム2007(その2)
フォーラムの2日目、記念講演に先立ち午前中の再生事例発表会では、伝匠舎代表の石川が国の登録文化財として保存再生された「笛吹川芸術文庫」について約25分の発表をいたしました。その中でNPO家並み保存会(歴史的景観形成重要建築物保存会)について触れ、登録文化財として民家を残すことの有効性について話しました。
フォーラムの2日目、記念講演に先立ち午前中の再生事例発表会では、伝匠舎代表の石川が国の登録文化財として保存再生された「笛吹川芸術文庫」について約25分の発表をいたしました。その中でNPO家並み保存会(歴史的景観形成重要建築物保存会)について触れ、登録文化財として民家を残すことの有効性について話しました。
武藤家屋敷は平成5年に塩山市によって調査され、主屋は安政4年(857年)に建てられたことが明らかになっています。武藤家は当時すでに酒造を営んでいました。その頃は中庭を囲むように「ロ」の字型に並んでいたという酒蔵や米蔵の多くは、今は失われていますが、それでも現存する建物は当時の面影をよく伝えており、150年の風雪によくぞ耐えてきたと感動すら覚えます。
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