2023年10月30日
茅葺「主任文化財屋根葺師」認定会
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検定会、実技試験検定の様子
令和5年度、当社の二人の茅葺職人が、(公益)全国社寺等屋根工事技術保存会の認定する主任文化財茅葺師を目指し、兵庫県丹波市山南にある「ふるさと文化財の森センター」で検定試験に臨みました。
検定会、実技試験検定の様子
令和5年度、当社の二人の茅葺職人が、(公益)全国社寺等屋根工事技術保存会の認定する主任文化財茅葺師を目指し、兵庫県丹波市山南にある「ふるさと文化財の森センター」で検定試験に臨みました。
「みちのく民俗村」の里山風景
令和5年9月19日(火)、20日(水)と岩手県北上市にある「みちのく民俗村」で、(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会の主催する第25回茅葺フォーラムが開催されました。
賀茂神社の拝殿でトタンと茅の撤去作業が始まった
下山大工のふるさと身延町下山(しもやま)にある賀茂神社(かもじんじゃ)は、富士川沿いの河内領(かわちりょう)の社頭として、奈良時代後期の天平年間(750年)に京都上賀茂神社より御分霊されたと伝えられています。
竣工 東南面外観。白漆喰と木部の濃茶が外観にメリハリを付けている。屋根は既存そのまま。小屋裏窓には面格子を取り付けた
山梨県山梨市牧丘町に梟寄庵(きょうきあん)と名付けられたこの家はあります。命名された施主様曰く「梟(ふくろう)はいい意味でも悪い意味でも傑出したものの例え。これから多くの国内外の研究者や学生が立ち寄ってもらえることを願ってつけました」とのことです。
竣工 正面。二階の階高(かいだか)が低く抑えられ、窓がリボン状に連なり、東西に伸びやかな建築フォルムをなしている
富士吉田市上暮地にあるW家住宅主屋は、明治初期の建立と推定されますが、大黒柱やそれに架かる何本もの曲がり梁の木柄は太く、大変美しい優良民家です。