2009年7月21日
甲斐・国分寺の水屋と東司(とうす)が完成

竣工 東南面外観
小さいけれど洗練された和の空間が生まれました。東司とは社寺の世界ではお便所のこと、外観は真壁漆喰塗り、水屋はヒノキの縁甲板張り、東司は腰壁にボーダータイルを用い、無双窓や舞良戸などを品よく配しました。着工は平成21年2月3日、完成は同年5月31日、約4か月の工期でした。設計は建築設計室「アトリエ風」です。
竣工 東南面外観
小さいけれど洗練された和の空間が生まれました。東司とは社寺の世界ではお便所のこと、外観は真壁漆喰塗り、水屋はヒノキの縁甲板張り、東司は腰壁にボーダータイルを用い、無双窓や舞良戸などを品よく配しました。着工は平成21年2月3日、完成は同年5月31日、約4か月の工期でした。設計は建築設計室「アトリエ風」です。
完成した展示場 伝匠舎らしい古材も使用した木造の展示場です
なぜこの古い消防ポンプが永昌院にあるのかを住職様にお訪ねしたところ・・・明治から昭和にかけてこの地域は昔平等村(ひらしなむら)と言われていたが、永昌院はその第五区の消防団の管轄する地域にあった。大正8年3月にこのポンプ車は五区消防団に購入され、その後昭和36年にエンジン式のポンプ車に変わるまで現役で使われていた。不要になった手漕ぎのポンプ車はいつしか本堂の軒下に置かれたまま今日に至った・・・とのこと。
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開店おめでとうございます。
東京都品川区大井町1丁目11-4小川ビル1F、電話03-3776-3088、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。作成させていただいた看板も評判良く、味は上々、客入りもなかなかのようです。
竣工外観 北面
施主様は丹波山村長・岡部正幸様、平成21年3月着工、同年6月30日竣工、工期は約3か月間でした。設計は株式会社馬場建築設計事務所、綿密に打ち合わせてはご指導をいただきながら、たいへん精度の高い仕事ができました。関係各位には大変お世話になりました、ありがとうございました。
竣工外観
笛吹市石和町にある臨済宗・安禅寺のご本堂再建工事が平成21年5月に竣工しました。敷地面積は637㎡、建築面積は36坪、床面積は29坪、工期は平成20年6月から21年5月までの約1年、工事費は消費税を入れて3500万円、大変ローコストな本堂にもかかわらず、外材は一切使用せず、プレカットもなし、総ヒノキ造りのすがすがしい建築に仕上がりました。設計は㈱天野建築設計事務所、工事中は檀家様、総代役員の皆様方には大変お世話になりました。
生徒の皆さんに古材の概要を説明する大沢校長
(第二日 藤木作業場 古材置き場)
第二日は伝匠舎の藤木作業場で古材の再生の技術を勉強していただきました。洗ったり、削ったり、磨いたりして古材は再びよみがえります。
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実際に柿渋に顔料を混ぜて塗料を作る
(第一日 上条集落)
2009年6月6日(土)、7日(日)とJMRA「民家の学校」が今年も伝匠舎を訪れました。
第一日は上条集落にある伝匠舎の民家再生現場で古色付けを勉強していただきました。作業姿の参加者が約40名、今回は実際現場で使用する床板43坪、柱20本に古色を塗っていただきました。勉強会というよりボランティアの実践活動になりました。たいへん助かりました、ありがとうございました。
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竣工外観(南東面) 外観の大きさは再生前と変わっていない。ソーラパネルを設置し、現代生活に見合うように快適性、利便性を高めている。
明治期以降の養蚕型甲州民家の代表的なものです。今回移築した建物も昭和4年に明治期に建てられた近隣の名門主屋を笛吹市春日居町に移築したものでした。今回はまたそこから北西へ約20km、北杜市高根町蔵原の寒冷地に移送しての再生となったため、移築する場の気候に合わせて、強力な断熱・機密化工事を行う必要がありました。
拝殿本殿の全景
山梨市上栗原にある建岡神社です。社殿の腐朽が著しくなってきたため、このほど改築工事を施し本年3月15日に竣工式が行われました。改築された本殿は一間社流造り銅版葺き総ヒノキ造りで、約300年前(江戸初期)の様式に復元されました。
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居間、12坪(24畳)の板の間、石造りの暖炉の上に若き麗人の肖像画あり
河口湖畔にある有隣園の資料館(財団法人生涯学習研修財団所有)は、昭和12年松田竹千代(元衆議院議長)によって建築されました。旧帝国ホテルを設計した有名な建築家フランク・ロイド・ライトがデッサンをし、弟子の遠藤新が実施設計をしたと言われる歴史的な建築です。
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