2010年9月10日
登録文化財の講習会が開かれる
文化庁は9月9日10日の両日、登録文化財建造物の調査や修理に関わる専門家の資質の向上を図るために講習会を開催しました。弊社社長の石川は、山梨県の貴重な建造物を登録文化財として残すべく、この勉強会に参加いたしました。
文化庁は9月9日10日の両日、登録文化財建造物の調査や修理に関わる専門家の資質の向上を図るために講習会を開催しました。弊社社長の石川は、山梨県の貴重な建造物を登録文化財として残すべく、この勉強会に参加いたしました。
北杜市白州町白須にある山田邸は、延べ面積が約90坪、明治期に造られた前沢地域特有の養蚕型民家です。曳き屋で建物を持ち上げ、基礎を打ち直し、建物全体に省エネ工事を施すなど、内外装ともに伝匠舎の技術を駆使した理想的な現地再生です。
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八ヶ岳南麓で創作活動を行っている新進気鋭の造形作家「上野玄起」と伝匠舎の古材のコラボレーションによって生まれた特製家具です。 W60㎝×L91㎝×H70㎝。 天板は富山県にあった古民家のケヤキの厚板を用いました。同寸の数によって限定4品のみ製作となりました。希望販売価格1脚15万円を予定、ご商談にて。
古民家の障子やフスマは古い建具の中でも再利用されることが少ないアイテムです。ところが良く見るとその枠は漆塗りがしてあって高級仕様です。そこで私たちが考えたのが障子の枠だけを分類してテーブルを作ることでした。中には春慶塗のような透明感のあるものもあり、これをアクセントとして使うことで、たいへん和モダンな家具が出来上がりました。ご提供価格は1ケ10万円ほどを予定しました、ご商談にて。
古民家の「階段材」はケヤキ材やマツ材が使われており、とても立派なものです。ところが少し急こう配に作られているため再利用が進みません。そこで私たちが考えたのが長椅子を作ること。ササラ桁に開いた仕口の穴もたった一つの楽しい個性となりました。ご提供価格は一脚5万円ほどを予定しました、ご商談にて。
7月23日(財)住宅産業研修財団の平成22年度QBC会員大会が東京で開催されました。
国土交通省住宅産業課長の橋本様が「低炭素社会の住まい」と題して記念講演をされました。
農土香(のどか)は都内の小学生に田舎での就労体験を長年させている市民グループです。7月17日(土)に弊社の作業場を訪れ、カンナ削りの大工仕事入門体験をされました。 (続きを読む…)
弊社が企画した3坪の農舎「美壺庵」がたいへん好評のうちに完成したのが昨年平成21年4月であります。それから約1年、約10坪の農舎が丹波山村のクラインガルテンに完成しました。弊社はその建設工事を担当、今後の農舎の展開がいよいよ楽しくなってきました。工期は約4カ月、建築の工事費は約1千万円でした。
平成19年3月に解体格納した富山県魚津の古民家が、この度、神奈川県足柄上郡北町に再生されました。この民家は東建と称される雪国独特の重厚な骨組みを持つ民家で、築約150年の歳月を経て、第二の生涯を歩むこととなりました。弊社は持ち前の技術を発揮し、古民家の解体から上棟までを担当、このほど無事に引き渡しが行われました。仮組着手は平成22年3月、上棟は同年6月で約3カ月の工程でした。