2010年3月20日
「三つの守り」・・・いにしえの技術で丸太を製材
「伝匠舎は日本の山を守りたい」…そのために弊社では外国産材を使いません。
「伝匠舎は日本の技を守りたい」…そのために弊社はプレカット工場に出しません。
「伝匠舎は日本の原風景を守りたい」…そのために弊社は伝統的な建築に学びます。
この「三つの守り」を具現化するために、弊社は一つの企画(夢)を立てました。
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「伝匠舎は日本の山を守りたい」…そのために弊社では外国産材を使いません。
「伝匠舎は日本の技を守りたい」…そのために弊社はプレカット工場に出しません。
「伝匠舎は日本の原風景を守りたい」…そのために弊社は伝統的な建築に学びます。
この「三つの守り」を具現化するために、弊社は一つの企画(夢)を立てました。
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NPO日伝建(日本伝統建築技術保存会)では文化庁の22年補助金をいただき、当会の教材として国宝社寺建造物の継ぎ手模型を作製することとなりました。伝匠舎では奈良県の当麻寺本堂を担当し、1/3の大きさの模型を8種類作りました。写真はこのうち2種類の継ぎ手模型です。組んだ状態とほどいた状態の様子をご覧ください。
山梨県韮崎市にあるK邸の現地再生工事が完了しました。母屋は推定明治期の木造二階建、大屋根に養蚕のための突き上げ屋根が付く独特の形状をしています。工事は母屋のほか一部蔵の修理も含んでいます。着工は平成21年の6月、竣工は22年2月、約9カ月の工期でした。設計監理はアルケドアティスの網野隆明氏でした。
2月23日、向嶽寺の新しく修復が完了した開山堂で、開山忌(かいさんき)の法要が厳粛に行われました。献笛(けんてき)-普化宗(ふけしゅう)で虚無僧(こむそう)が吹く荘厳な尺八の本曲-の響きの中で向嶽寺派の僧侶が続々と入場。総代役員の見守る中、緋紋白の九条衣をまとった老師様が敬虔な十八拝。ろうろうたる香煙の彼方に、向嶽寺を開かれた抜隊得勝禅師の峻厳な肖像が仰がれるのでした。
いにしえの大工技術体験〜槍、カンナ、チョウナで丸太を製材
大断面の梁に曲がり材を有効に利用するに当たり、チョウナなどで「はつり」をかけることで付加価値を高め、あまり商品価値の無かった木材の利用促進を図ります。このイベントではいにしえの大工技術と知恵を学び、山を守り、力強く美しい民家の構造体を造ろうというものです。昼食には茅葺き再生民家「甲州民家情報館」の囲炉裏とかまどで「ほうとう」を作ります。ご参加お待ちしています。
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山梨も他に無い伝統的な民家の形がある。甲州民家のデザインの特徴は切妻屋根である。弊社の新しい住宅はこの切妻屋根を積み重ねて構成されている。使われている大断面の大黒柱や曲梁などの木材は全て和材であり、県産材も多い。これを弊社では大工職人の育成のためにあえてプレカット工法を行わず全て手加工をする。日本の風土の中で育った木材は優秀だ、それを証明しているのが古民家の古材である。弊社の民家の再生工事では、古民家の優れた古材をリユースする、しかしこの場合使用する50%以上の木材が優秀な日本の新材である。
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練馬区は同区中村3丁目にあった茅葺きの旧内田家住宅を区の有形文化財に指定し、区立石神井公園ふるさと文化館の付属施設として移築工事を行っています。弊社はその建築工事を請け負っています。 (続きを読む…)
臨済宗の大本山向嶽寺の仏殿・開山堂の保存修理工事が完成しました。当仏殿は甲州市の指定文化財で、文政年間1818年ころ弊社一族の石川源三郎によって建造されました。大正年間の火災によって重層部分の屋根を焼失しましたが、大正15年、弊社の二代前の社長・石川孝重によって修復されました。
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2010年1月23日(土)花上家のゲストルームが完成し竣工式が行われました。このゲストルームは江戸期から明治初期にかけて栄えた富士川水運の有力な商家さんの蔵を解体移築したもので、昨年来解体処分の危機に瀕していたところを施主様ご夫妻のご英断によって救われ、写真のように見事に再生いたしました。
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弊社社長の石川が代表を務めるNPO山梨家並保存会が事業主体となって進めていた甲州市上条集落の茅葺き民家の再生工事(甲州民家情報館)がこのほど完成、一般供用が実験的に始まりました。
利用に関するお問い合わせ
NPO山梨家並保存会
TEL/FAX:0553-32-4748