2014年5月20日
古材人形を作る
5月18日(日)伝匠舎古材ギャラリーで古材のショールーム「花かげ写真館と棟梁の家」のオープンを記念する一環として、親子で参加する古材ワークショップを開催しました。テーマは「古材人形を作る」ということで、作業場には作業台に用意された材料と工具、そして、指導者として伝匠舎の若手大工の伊藤君。 (続きを読む…)
山梨県山梨市矢坪にある永昌院の総門(山梨市指定文化財)の保存修理工事が完成し、平成26年5月17日(土)落慶法要が行われました。この禅宗様四脚門の形態を持つ総門は、推定江戸後期の建立と考えられます。屋根は茅葺から鉄板葺きに改められていましたが、今回の修理工事では現状を維持し、桧皮葺き型の銅板葺き屋根となりました。 (続きを読む…)
近年、日本中で局所的な豪雨が観測されるようになりましたが、その影響か、古民家の妻壁(真壁)から雨が侵入するトラブルが発生するようになりました。真壁・大壁の違いはご存じの方もおられると思いますが、真壁では柱や梁や桁が化粧材として露出して外観に見えているのに比して、大壁では見えません。当然、大壁の方が雨の侵入を防ぐためには有利なわけですが、日本人の美意識としては、ただのっぺらとした飾り気のない大壁は物足りなく感じるところです。 (続きを読む…)
山幸彦を祭る甲斐奈神社は、山梨県笛吹市春日居町国府にあります。拝殿は明治40年の洪水により流失したものを、大正3年に再建したものでしたが、腐朽が進んだために、このたび改修工事が行われました。 (続きを読む…)
山梨県甲府市下曽根にある県立考古博物館。東日本最大級の前方後円墳「銚子塚古墳」(全長169m・4世紀後半)が園内にあることで有名です。その園内の一角にある竪穴住居の腐朽が進んだため、このたび大規模改修工事が行われました。 (続きを読む…)
山梨市にあるN邸、離れの修復工事が完了しました。ところで日本の伝統的な建物の美しさには、今更ながら感動です。特に、縁側に差した夕日は、昔ガラスにキラキラと光り輝いて、この日のN邸は、まるで明治時代にタイムスリップしたようでした。
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宮大工の井上修は当社に勤務して22年、ひたすら木工技能の技術の修練を重ねてまいりましたが、平成26年3月26日「やまなし魅力のある建設産業推進協議会」様より優秀技能者賞の表彰を受けました。平成25年1月10日に竣工の式典が行われた甲府城の鉄(くろがね)門の仕事が高い評価を受けたようです。井上修はその工事の大工棟梁でした。
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屋根の修理工事がすでにされていたことも幸いしましたが、限られた予算の中で有効な改修工事ができました。というのも施主様からの要求はその施工範囲が明瞭で、その優先順位もはっきりしていて【1】床の沈みの修理、【2】寒さ対策、【3】耐震工事でありました。 (続きを読む…)
東屋の工事に先立つこと約半年前の平成25年6月、神奈川県足柄下郡の箱根富士屋ホテルの水車小屋において、茅葺き屋根の葺き替え工事ならびに外壁の杉皮の張り替えが竣工しました。 (続きを読む…)
平成26年2月、神奈川県足柄下郡の箱根富士屋ホテルの東屋において、茅葺き屋根の葺き替え工事が竣工しました。箱根富士屋ホテルは、130余年もの歴史と伝統を受け継ぐ日本で初めての本格的なリゾートホテルで、全国的にも数少ない和風外観のクラシックホテルとして有名です。 (続きを読む…)