2012年12月21日
民俗文化財の水車で水輪を交換
山梨県甲州市塩山藤木地区にある真言宗名刹の放光寺様が管理する藤木水車が水輪取り換えの時期を迎え、このほど水輪とその周辺部材を交換しました。工事着手は平成24年10月、完成は同年12月、約50日の工程でした。
山梨県甲州市塩山藤木地区にある真言宗名刹の放光寺様が管理する藤木水車が水輪取り換えの時期を迎え、このほど水輪とその周辺部材を交換しました。工事着手は平成24年10月、完成は同年12月、約50日の工程でした。
山梨県の中央市高部にあったとある古民家が笛吹市石和町に移築されました。専門家からは「重要文化財に指定されてもおかしくない」という声もあった住宅ですが老朽化が著しく、大きく傾いていて倒壊の恐れもありました。所有者であった塚田さんは最終的に今の状態で残しておくことは困難と判断、当社に古民家の今後の活用について相談をいただくことになりました。 (続きを読む…)
平成23年4月24日、山梨市市川に完成したM邸(移築再生民家)の完成見学会が行われました。この建物は、かつては勝沼町にあった養蚕のための蔵でした。使用されていた柱は今では希少な国産の栂(ツガ)材で135mm角と太く、木柄の太い松の梁材とともに大変力強く美しい構造体を見せておりましたので、伝匠舎の古材置き場に解体格納しておりました。
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伝匠舎㈱石川工務所は大工が木造建築を造るだけの会社のようなイメージがあるかもしれませんが、実は茅葺き職人のいる屋根工事の会社でもあります。山梨の職人さんの高齢化によって十数年前より若手茅葺き職人の育成に取り組み、今では県外も含め多くの茅屋根の葺き替えを行っています。 (続きを読む…)
甲州市勝沼町のぶどう畑のまん中にあるW家の離れが完成しました。平屋で軒深く数寄のたたずまいをもつ建物ですが、高い断熱気密性をもつ省エネ住宅です。外壁を漆喰にしたり、雨戸の鏡板を木製にしたり、様々に柔らかい和の表現を心がけました。工期は平成22年10月〜23年4月までの約6カ月でした。
山梨市、のどかな田園地帯に木造二階建て述坪約38坪の住宅が完成しました。工事概要は地盤改良に続いて耐圧盤ベタ基礎を施工、ヒノキや杉の木材を室内側に表し(真壁)木を呼吸させ、外部は基礎や屋根とともに強力に断熱防湿し快適な室内環境を作っています。着工は平成22年9月、約6カ月半の工程でした。
神奈川県足柄上郡で移築民家再生が行われていたS家住宅が11月竣工しました。使用された民家は平成7年に当社が富山県で解体し当社の藤木倉庫にストックしておいたものです。これを施主の瀬戸様が気に入られ神奈川県の自宅に使用されることとなり、2010年移築再生工事がスタートしました。
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練馬区立「石神井公園ふるさと文化館」が平成22年3月27日(土)に開館の運びとなりました。本館の裏に併設された茅葺き民家は、数年前に練馬区内にあった内田家住宅を解体して弊社の藤木倉庫に格納保存しておいたものです。そのようなご縁もあって、今回の復元工事を弊社が請け負うことになりました。設計監理は㈱マヌ都市建築研究所、茅葺き屋根工事は㈱熊谷産業でした。
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