2015年9月29日
2837山荘 ヴァイオリンコンサート
塩和会の桜を植える仲間、川島和雄さんのお誘いで「バッハ無伴奏ヴァイオリンコンサート」に行ってまいりました。レコードで聞くのとは大違い、目の前で聞く生演奏の迫力に涙が滲みました。音楽は建築以上に建築的です…特にバッハは!
塩和会の桜を植える仲間、川島和雄さんのお誘いで「バッハ無伴奏ヴァイオリンコンサート」に行ってまいりました。レコードで聞くのとは大違い、目の前で聞く生演奏の迫力に涙が滲みました。音楽は建築以上に建築的です…特にバッハは!
塩和会2回目の下草刈り。
心配されたお天気ですが…雨も降らず薄曇りの好天に恵まれ草刈りには最高のコンディション!今年は雨が多かった為か夏草が生い茂り…6月の下草刈りに続き皆さんのお力を拝借することとなりました。
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俳諧堂は、俳人の飯田蛇笏・龍太親子が俳句を作る際に使っていた2階建ての蔵のうち、蛇笏が書斎として使った2階部分を指します。往時には蛇笏を囲んで句会が開かれ文人らが滞在したほか、俳誌「雲母」の発行所にもなりました。戦後、笛吹市境川町小黒坂の居宅「山廬(さんろ)」敷地内から、町内の別の場所に移築され養蚕に役立てられましたが近年解体。今年が「雲母」創刊100周年に当たることから、龍太の息子の秀實さんが理事長を務める山廬文化振興会が復元を計画しています。
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山梨県昭和町にある蓮華山正法寺の本堂の耐震改修工事が完了しました。江戸初期と言われる内陣は歴史的美術的価値がたいへん高いものと思われます。機会がありましたならば、ぜひ一度ご覧ください。
甲州市勝沼町下岩崎にある「宮光園」の名は、明治のワイン醸造家「宮崎光太郎」に由来します。現在邸内に残る建造物群(甲州市指定文化財)や宮崎家に伝わった葡萄酒醸造風景の写真などの多くの資料は、日本における明治期のワイン生産を知る上でたいへん貴重な産業遺産です。
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俳人 飯田蛇笏(だこつ)。皆さんご存知かと思いますが、山梨の山村で暮らしつつ格調の高い句を作った方です。大正時代における「ホトトギス」隆盛期の代表作家で俳誌「雲母」を主宰。四男の飯田龍太も高名な俳人です。
蛇笏・龍太が暮らした笛吹市にある居宅「山廬」。その母屋は江戸時代後期の木造建築です。一帯はかつて養蚕地帯であり、飯田家は養蚕農家でもありました。玄関や座敷などは築150年以上たった今も建設当時の面影を残しています。
平成26年9月に保存修理工事が完了した宮光園「白蔵」で、平成27年6月28日(日)夕刻より恒例のサマーコンサートが開催されました。三人の奏でる軽快な調べは南国沖縄の爽やかな青空のようでした。
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神奈川県箱根町の指定文化財「早雲寺本堂」の保存修理工事が完成し、平成27年6月25日(木)関係者が集まって竣工式が行われました。箱根湯本の金湯山早雲寺は後北条家の菩提寺であると同時に、京都大徳寺の別格地で、利休の一番弟子「山上宗二」の慰霊碑があるなど、たいへん茶道にゆかりのある名刹であります。
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家の価値を見定めてほしいとの所有者からの意向を受けて出向いてみると、そこには今まで見たこともない遺構が存在しました。それは玄関正面の板腰壁の結界です。
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