2018年12月21日
鹿島の家 耐震改修工事完了
山梨県南巨摩郡富士川町鹿島には、富士川に面して木造2階建て瓦葺き屋根の古民家が東西に何棟も並ぶ美しい景観があります。このうちの一棟の優良古民家で、耐震に重点を置いた改修工事が行われました。
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山梨県南巨摩郡富士川町鹿島には、富士川に面して木造2階建て瓦葺き屋根の古民家が東西に何棟も並ぶ美しい景観があります。このうちの一棟の優良古民家で、耐震に重点を置いた改修工事が行われました。
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富士河口湖町指定文化財である広大山円通寺。庫裡保存修理工事が一年の工期を以って無事修了しました。伝匠舎の目標は「目指せ300年建築」ですが、円通寺の庫裡は江戸中期(1771年)約250年前の建物。今回の保存修理工事によってあと50年ほど存続できれば、まさに300年建築の達成です!
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平成25年7月31日、山梨県大月市にある金花山西方寺の本堂と薬師堂の耐震改修工事が完了しました。当社として遠妙寺、佐久神社、大公寺に続いての耐震改修工事でした。今回の本堂の工事は、耐圧板で基礎を新設し、制振ダンパーを取り付けるというものです。 (続きを読む…)
平成25年6月9日、韮崎市旭町にある大公寺の本堂耐震改修工事竣工式が行われました。当日は本堂に祭壇が設けられ、縁のある僧侶の方々、法類縁者の方々が多数参列。盛大な竣工式となりました。今回の工事は平成19年7月の水屋の改修、本堂の改修に続くもので本格的な耐震工事です。 (続きを読む…)
五体明王とは理想の実現を妨げる色々な障害を取り除くために、大日如来から強いパワーを与えられた真言密教の5人の仏です。笛吹市春日居町桑戸区にある五体明王像は平安時代後期に作られた、たいへん古い仏像で山梨県の指定文化財に指定されています。古くは同地区の地蔵院にあったものを戦国時代の終わり頃に桑戸区を守るためにとの理由で、区の鬼門に当たる現在の地に不動堂を建て安置されました。
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甲州市塩山にある南小学校の耐震補強工事がこのほど完了しました。工期は平成23年5月31日〜9月16日までの109日間、工費は約税込7,500万円でした。現場を担当したのは当社の黒沢明監督(映画監督と同姓同名!)。厳しい工期ではありましたが発注機関である甲州市の関係各位や設計事務所の皆様のご指導をいただきながら、無事に工事は完了いたしました。
東日本大震災では、山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)
東日本大震災では山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)
12月4日、田舎型の伝統民家の神戸波(阪神淡路大震災と同じ振動)実験を見せていただきました。足元を固定されていることには不条理を感じましたが、不動沈下なしであれだけ揺れて壊れた姿を見てたいへん衝撃的でした。しかし柔構造とはよく言ったもので、元に戻って平然と立っている姿を見て涙がこぼれそうになりました。日本民家の良さはこの後修繕ができることです。傷んだ木部を入れ替え、壁を塗り替えれば元通りに使えます。
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昌福寺は山梨県増穂町にある「虫加持(むしかじ)」で有名な日蓮宗の寺院です。虫加持とは300年の伝統を伝える虫切加持祈願のことで、疳(かん)の虫を切る秘伝の法によって、お子様の健やかな成長を願って春と秋の彼岸のころに行われる祈祷のことのようです。この度庫裏に続いて書院の耐震補強工事が行われ、平成20年8月完成いたしました。設計管理は(有)アルケドアティス、限界耐力による構造設計は増田建築構造事務所でした。