2011年9月14日
遠妙寺本堂耐震工事ー制震のすすめ
東日本大震災では山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)
東日本大震災では山梨県も震度5強を観測しました。大きな被害はありませんでしたが、屋根瓦がずれたり、壁が落ちる損害が出たようです。震災後、伝匠舎はいくつかの社寺から地震対策の相談を受けました。お勧めしているのが「制震」という考えに基づく補強です。揺れに耐える「耐震」とは違い、揺れを受け流すという考えに基づいています。 (続きを読む…)
山梨県立笛吹高等学校は石和高校と園芸高校が合併してできた総合高校で、この度旧石和高校の敷地に校舎が改築整備されました。弊社JVはその第3工区を担当、工区の中にあっては唯一平成22年度山梨県の優良工事表彰を受賞いたしました。
山口県岩国市にある「錦帯橋」、徳島県三好市にある「かずら橋」とともに日本三奇橋の一つに数えられる山梨県大月市にある「猿橋」の修理工事が完了しました。深さ30mの谷底からは橋脚が立たないため橋脚を使わず、刎木(はねぎ)で支持する肘木桁(ひじきけた)式の橋は周りから眺めるにはたいへん美しくまさに絶景、昔の職人は良く造ったものだと感心させられます。
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車を東堂の玄関に横付けするために大きく開閉ができる門扉の依頼を受け、長い時間をかけて伝匠舎が考案しこのほど完成しました。材種は腐朽しにくいヒバ材を使用し高耐侯含浸型保護塗料を塗布、柱石は御影、スライドするレールと扉骨組みは鉄製です。
いわき市の仮設住宅に派遣した弊社の大工長坂君が帰郷してホッとしていたところへ、また里山研究所の安藤先生から、こんどは会津若松に建設中の現場で人手が足りないのでさらに増員して大工さんを派遣するようにという依頼が来ました。微力ですが震災復興のお役にたつべく選考の結果、弊社の元気印独身3人組が行ってくれることになりました。
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7月16日(土)蔦谷さんご夫妻と農土香(のどか)の会の皆さんは、みんなの広場の北西隅にパン焼き窯を作成、焼きたてのパンを味わいました。石窯を作ったのは北杜市白州町にお住まいの渡辺明彦さん、お世辞にも立派とは言えない石窯でありましたが、焼きあがったパンはたいへん美味でありました。
元気な甲州市をつくる「ほうれん草の会」は50代、60代の壮年を中心にした小さなコミュニティーです。7月10日、少し時間をもてあます気心の知れた仲間達の納涼会が素敵なコンサートになりました。お呼びしたアーティストは、事務局長の日向さんのお友達で信州の北相木村でたいへんナチュラルな生活をしている「AMANAさんとその仲間達」、自ら作曲する歌もたいへん自然で心地よいものでした。
舞鶴城(甲府城)の鉄門の棟に復元される鯱瓦の粘土模型の検査が7月26日、奈良市にある瓦工場で行われました。鬼師(おにし)の橋本貴至さんがあらかじめ造っておいた原寸の粘土模型を五味先生をはじめとする専門家の方々が検討、驚くことにその場で文献資料に基づいていくつもの変更が加えられました。
平成23年7月24日(日)、伝匠舎の「みんなの広場」で畑結(はたゆい)の農産物直売市が開かれました。畑結は地域でがんばる若い農業生産者が中心の集まりで、都会からの移住組も多く含まれています。伝匠舎は彼らの活動に賛同し、イベント期間「みんなの広場」を無償提供しています。次回開催は8月28日(日)と9月25日(日)、ぜひお立ち寄りください。
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弊社社長の石川が代表を務めるNPO山梨家並み保存会が平成22年度に登録文化財調査を行った2つの物件が7月15日、国の文化財審議会から文部科学省に答申され、登録文化財として認定される運びとなりました。加えて西湖いやしの里の伝統民家(昭和20年伝匠舎が修理工事担当)も認定されることとなりました。
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