2009年4月30日
美壺庵(みつぼあん)が完成しました

竣工外観 屋根は寄せ棟茅葺き、壁は杉皮の細竹押さえ
美壺庵は伝統的な構法と自然な素材や古材をふんだんに使って造られました。美壺は三坪、ほんとに小さいけれど土間があり、畳が敷かれ、水屋がある愛らしい民家です。
竣工外観 屋根は寄せ棟茅葺き、壁は杉皮の細竹押さえ
美壺庵は伝統的な構法と自然な素材や古材をふんだんに使って造られました。美壺は三坪、ほんとに小さいけれど土間があり、畳が敷かれ、水屋がある愛らしい民家です。
甘酒茶屋 竣工正面図
「天下を旅する剛気の武士、大刀腰に足駄がけ八里の岩根を踏み鳴らす」と歌われた東海道箱根路に古くより旅人を温かくもてなす甘酒茶屋がありました。箱根の「甘酒茶屋」、大江戸の昔より東海道の難所箱根八里の癒し所として全国的にたいへん有名なお店です。
力強い大黒柱や太い梁の古材、あるいは改築前の建物から移したお札の貼ってある太い丸太柱や座敷入口の差し鴨居などが歴史の厚みや香りを表現しています
施主は12代店主の山本達雄様、その命を受けて老朽化した建物の改築実現のために東奔西走しご尽力されたのが専務の山本聡様、山本様ご家族の皆様には誠に暖かいご支援ありがとうございました。
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美壺庵について解説する伝匠舎代表の石川
4月19日(日)天候にも恵まれ、美壺庵の竣工見学会が行われました。参加者は約20名でしたが、中川様ご夫妻を取材している某テレビ局の皆様が飛び入りで参加、たいへんにぎやかで楽しい会になりました。
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完成した観音堂は、周辺環境に美しくたたずんでいます
3月20日、弊社社長の石川が代表を務めるNPO山梨家並保存会が甲州市当局ならびに上条の地区の人々と協働で進めていた観音堂(地区の集会場)の保存修理工事がこのほど完成しました。
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水くるまの組み立て作業
上野原市の西原、長寿で知られるこの村に水車の水音が再び帰ってきました。工事着工は平成21年1月、完成は3月で約2か月の工期でした。
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「天下を旅する剛気の武士、大刀腰に足駄がけ八里の岩根を踏み鳴らす」と歌われた東海道箱根路に古くより旅人を温かくもてなす甘酒茶屋がありました。今回その改築に伴い、大屋根の茅葺き工事が行われています。平成20年11月22日(土)この現場を会場に茅葺き職人である伝匠舎の加々美栄を講師にして茅葺きの体験会が行われました。
根場(ねんば)集落で水害に流されずに残った伝統民家が、資料館(登録有形建造物文化財)として修復整備されました。工事着工は平成20年1月、完成は6月、約6か月の工期でした。基本計画は筑波大学の安藤邦廣先生、実施設計は富士河口湖町の小林建築設計事務所でした。
笛吹市八代町南796番地にある八代郷土館敷地内にあった旧石原家住宅は、平成18年11月に電気配線が原因とみられる火災にあい茅葺き屋根と小屋の一部が焼けました。この建築は江戸中期の農家の姿を現在に残す民家として貴重であるため笛吹市の有形文化財に指定されています。
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昨年、紅葉を見ようと御坂峠の天下茶屋に登った折、イギリスから来ていた若者の集団が富士山を見て感激したのか、興奮して大騒ぎをしておりました。なるほど富士山は日本の象徴であり、世界のブランドであります。
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