トピックス

2008年3月30日

景徳院 台風被害の屋根修復

勝頼公(中央)、北条婦人(右)、信勝公(左)それぞれの墓

勝頼公(中央)、北条婦人(右)、信勝公(左)それぞれの墓

武田家終焉の寺「景徳院」(甲州市大和町)には勝頼公の墓があります。その前に立つのが勝頼公を祀る「甲将殿」、昨年この建物の東北の隅が台風で破損してしまいました。突然の事態に困り果てたお寺さんでしたが、4月の勝頼公祭りに間に合わせるべく檀信徒さんが力を合わせて復旧することになりました。
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2008年3月26日

鳥居の大移動

完成、関係者は向かって右から渡辺さん(鳥居の寄贈者)、氏子総代様、神主さんの方々でした

完成、関係者は向かって右から渡辺さん(鳥居の寄贈者)、氏子総代様、神主さんの方々でした

一夜城ならぬ一夜鳥居?

3月26日大木神社に鳥居が出現。一晩ではありませんが・・・たった一日で写真の鳥居は解体されトラックに積まれ、新しい移設場所に建ってしまいました。その手際のいいことといったら、誰もが予想もしない出来事でした。

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2008年3月15日

旧石原家住宅 保存修理工事完了

竣工外観 狭東地域独特の民家の形(切り妻、突き揚げ)

竣工外観 狭東地域独特の民家の形(切り妻、突き揚げ)

笛吹市八代町南796番地にある八代郷土館敷地内にあった旧石原家住宅は、平成18年11月に電気配線が原因とみられる火災にあい茅葺き屋根と小屋の一部が焼けました。この建築は江戸中期の農家の姿を現在に残す民家として貴重であるため笛吹市の有形文化財に指定されています。
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高橋山放光寺庫裏(寺務所)改修完了

玄関を入って土間部分に受付、板の間へ登って展示棚、フスマ奥に応接の間がある

玄関を入って土間部分に受付、板の間へ登って展示棚、フスマ奥に応接の間がある

庫裏本来の姿に戻すことを基本として、小屋裏にまで達する美しい化粧構造材(太い柱や梁)を表わしで見せること、さらに高い天井によって不利になる温熱環境を快適にするために、床に床暖房を設備、また冬期には小屋裏まで上昇する温まった空気を送風ダクトを使って床レベルに吹き下ろす装置を設置して快適事務空間を実現しています。

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2008年3月1日

有泉棟梁が文化財技能者上級コース修了

東京と東村山市にある国宝正福寺地蔵堂で現地研修のあと記念撮影、前列右端が有泉棟梁

東京と東村山市にある国宝正福寺地蔵堂で現地研修のあと記念撮影、前列右端が有泉棟梁

平成20年2月4日(月)から2月9日(土)の6日間、東京都の上中里研修センターで文化財木工技能者の上級コース研修が行なわれ、弊社の有泉和人棟梁が参加しました。研修は計51時間にも及び、述べ10人の文化財修復のスペシャリストが講師になって、大変充実した講習会となりました。

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2008年1月30日

不動堂 屋根修理工事完成

不動堂の竣工外観

不動堂の竣工外観

笛吹市春日居町桑戸の不動堂(桑戸東区コミュニティーセンター)の建築工事が完成しました。工期は平成19年8月から20年1月までの約5ヶ月間。笛吹市ならびに教育委員会の皆様、また桑戸区の皆様には多くのご指導ご鞭撻ご支援を賜わりました、ありがとうございました。

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聖応禅寺 茅葺の鐘楼堂

葺き替えが完了した鐘楼堂、北面

葺き替えが完了した鐘楼堂、北面

難しい組み物や装飾が無いのに、この鐘楼堂なんとも自然です。場所は山梨県笛吹市境川町大黒坂の聖応禅寺。畑や石垣が美しい山寺にそのお堂はなんとも似つかわしく建っているのです。以前茅葺屋根が葺かれてから約23年、さすがに傷んだ屋根を見かねて御山住職は葺き替えを決断、昨年12月に約1月間をかけて工事が行なわれました。

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2007年12月26日

福光園寺 鐘楼門修理完成

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山梨県笛吹市御坂町にある真言宗の古刹で、笛吹市の文化財に指定されている大野山・福光園寺の鐘楼門「三蜜門」(さんみつもん)の解体保存修理工事が完成し、12月9日(日)午後1時から落慶式が行なわれました。文化財仕様の保存修理工事で、工期は19年4月~11月までの約7ヶ月間でした。

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2007年12月22日

恵林寺の環境整備が進む

恵林寺の旧浴室棟および車庫新築工事が完了しました。

旧浴室棟は年代不詳の建物でおそらく、明治から 昭和初期ころの範囲には入ると思いますが、俗に言う五右衛門風呂、薪を燃して大釜のお湯を沸かしていました。
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