2019年12月15日
久能山東照宮神庫の災害復旧工事

災害復旧工事が完成した神庫(国重要文化財)
平成30年(2018年)9月に発生した台風24号は、各地の文化財建造物にも多くの被害を及ぼしました。久能山東照宮の境内でも複数の倒木被害があり、そのうち一本が神庫の南東隅の屋根と軒周りに倒れ甚大な被害を与えたのです。
(続きを読む…)
災害復旧工事が完成した神庫(国重要文化財)
平成30年(2018年)9月に発生した台風24号は、各地の文化財建造物にも多くの被害を及ぼしました。久能山東照宮の境内でも複数の倒木被害があり、そのうち一本が神庫の南東隅の屋根と軒周りに倒れ甚大な被害を与えたのです。
(続きを読む…)
修理が完成した山梨県指定文化財・石川家住宅の西側塀
石川家住宅は山梨県甲府市城東、旧甲州街道沿いに位置している古民家。石川家は繭糸問屋を営んだ商家だった家柄で、現在の建物は明治時代後期から大正時代に建てられたと推定され、木造平屋建て、塗屋造、寄棟、桟瓦葺、外壁は黒漆喰で仕上げられています。
(続きを読む…)
竣工外観、江戸末期の建物で漁業を営む農家建築
浦安市に残る千葉県指定文化財・旧大塚家住宅の茅葺屋根の葺替工事(差し茅)が完了しました。文化財建物全体の修理工事の請負は富貴建設株式会社、当社は協力会社として茅葺屋根の葺替工事を担当しました。
(続きを読む…)
離れ
主屋は既往の資料調査から、天明8年(1788)の建築とされてきましたが、今回の修理工事で墨書が発見され、これが裏付けされることとなりました。建立年代が明らかな古民家として大変貴重な遺構です。
(続きを読む…)
主屋 正面
高室家住宅は、甲府市南郊外の高室町に所在します。享禄4年(1531)に武田信虎(信玄の父)から当地を与えられたと伝わる家柄で、小笠原氏(甲斐源氏一族)の流れをくむ武家であるといわれています。
(続きを読む…)
修理が完了し再び回り始めた水車
甲州市塩山藤木地区にある真言宗の古刹・放光寺には今も回り続ける民俗文化財の水車があります。この度心棒と水輪に腐朽が進んだため修理工事が行われました。
(続きを読む…)
竣工 正面
山梨市牧丘町牧平の赤芝集落にある鍵掛関跡の門棟の修理が完了しました。工事着手は平成30年10月、竣工は平成31年2月、準備期間を含めて約4か月の工程でした。
(続きを読む…)
八代家住宅 外観
国の重要文化財・八代家住宅は山梨県北杜市明野町にある江戸後期(1808年)に建てられた茅葺民家です。建築年代が明確であるため、県下における江戸時代後期の民家を知るうえで重要な建築物です。
(続きを読む…)
北原家住宅「七賢」主屋。和室十二帖から表座敷を見る
白州町台が原宿にある北原家住宅は、江戸時代末期(嘉永7年 1854年)に建てられた豪商町屋建築の遺構として貴重であり、山梨県指定の有形登録文化財に指定されています。
(続きを読む…)
茅葺屋根の葺替工事が行われている重要文化財の八代家住宅
江戸時代後期に建てられた八代家住宅は、国指定重要文化財建造物です。主屋は大きな入母屋造りの茅葺屋根と田の字型の間取り、広い土間など、峡北地域の民家の典型的な姿をしています。 (続きを読む…)