2010年4月3日
江原浅間神社本殿の保存修理工事が完了
祀られているのは木花之開耶姫命(このはなさくやひめのみこ)です。本殿は正面が三間の流れ造りで桃山時代の作風を残す江戸初期の建物で、たいへん貴重なため市指定の有形文化財に指定されています。近年腐朽が進み修復の必要が生じていたため、平成21年8月〜22年3月の約7カ月の工期で保存修理工事が行われ、4月3日に晴れて竣工式の運びとなりました。 (続きを読む…)
祀られているのは木花之開耶姫命(このはなさくやひめのみこ)です。本殿は正面が三間の流れ造りで桃山時代の作風を残す江戸初期の建物で、たいへん貴重なため市指定の有形文化財に指定されています。近年腐朽が進み修復の必要が生じていたため、平成21年8月〜22年3月の約7カ月の工期で保存修理工事が行われ、4月3日に晴れて竣工式の運びとなりました。 (続きを読む…)
NPO日伝建(日本伝統建築技術保存会)では文化庁の22年補助金をいただき、当会の教材として国宝社寺建造物の継ぎ手模型を作製することとなりました。伝匠舎では奈良県の当麻寺本堂を担当し、1/3の大きさの模型を8種類作りました。写真はこのうち2種類の継ぎ手模型です。組んだ状態とほどいた状態の様子をご覧ください。
2月23日、向嶽寺の新しく修復が完了した開山堂で、開山忌(かいさんき)の法要が厳粛に行われました。献笛(けんてき)-普化宗(ふけしゅう)で虚無僧(こむそう)が吹く荘厳な尺八の本曲-の響きの中で向嶽寺派の僧侶が続々と入場。総代役員の見守る中、緋紋白の九条衣をまとった老師様が敬虔な十八拝。ろうろうたる香煙の彼方に、向嶽寺を開かれた抜隊得勝禅師の峻厳な肖像が仰がれるのでした。
臨済宗の大本山向嶽寺の仏殿・開山堂の保存修理工事が完成しました。当仏殿は甲州市の指定文化財で、文政年間1818年ころ弊社一族の石川源三郎によって建造されました。大正年間の火災によって重層部分の屋根を焼失しましたが、大正15年、弊社の二代前の社長・石川孝重によって修復されました。
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山梨県甲州市上萩原にある古刹・雲峰寺の書院(国の重要文化財)の茅葺屋根が吹き替えられ、ふたたび美しい姿がよみがえりました。茅葺き職人は弊社の加々美栄で、その手元には茅葺見習いの新津侑樹が付きました。
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埼玉県秩父市の万松山円融字は秩父の霊場(26番札所)として有名ですが、このほど御本堂の改修工事が行われました。工期は平成21年9月〜11月の約3ヶ月間でした。
増穂町の有形文化財に指定されている明王寺の山門(四脚門)の保存修理工事が完成しました。着工前、主要構造部が傾き、屋根がねじれ、組物が外れかけていた建物は修理によってほぼ健全な状態となりました。工期は平成21年9月〜12月で、約2か月半の工程でした。
練馬区は同区中村3丁目にあった茅葺きの旧内田家住宅を区の有形文化財に指定し、区立石神井公園ふるさと文化館の付属施設として、隣接する区立池淵史跡公園への移築工事を行っています。弊社はその建築工事を請け負っていて、平成22年3月の完成を目指しております。
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増穂町の諏訪神社にある白山社のご本殿の修理工事が完了しました。上屋に覆われ見えにくくなっていた白山社本殿、よく見れば小さいながら精緻な仕事がしてある秀作です。このたび氏子総代会の丸山茂樹青柳町区長様他皆様の英断により、上屋を取り払い本来の美しい姿に再生すべく修理工事が行われました。工期は平成21年8月から同年10月、約3か月の工程でした。
旧内田家住宅は、練馬区中村にあった明治20年代初頭の建物と推定される古民家です。練馬区内に現存する数少ない茅葺き民家として、練馬区の有形文化財に指定されています。建物をいったん部材ごとに分解し、必要な調査を行った後、修復や補強などを施しました。
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